京都を中心に活動を続けるフラワーアティスト 岸 勝人
空間・人・モノ・空気、その時の 『 間 』 にまかせて、大胆であり、繊細でもある。生花や造花にはこだわることなく、とにかく 『 花 』 にこだわる花師。
彼の花作品に触れた初めてのトキ。京の韓国式カフェにあった。藁入りの濃緑漆喰が大胆に塗られ、150年は経年しているであろう煤で黒ずんだ竹が細かいピッチで壁面・天井一面へと四ツ目に組まれている。畳の床に突然のように開かれた空間から枝がダイナミックに天井へと伸びる。スポットライトに映し出された枝の陰影は四ツ目垣と重なり合い、壁面へと可憐に収まる。
『 難しく考えなくても良い 花が一輪挿してあり それが良いと思えば それで良い 花を生けるというのはそういうこと 』 お酒をちびちび飲みながら、そんな彼のアツい話を聞いてた。デザイナーである我々も恐れ入る、大胆であり、繊細でもある、
『 花 』 へのこだわり。
